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カリキュラム
学内の充実した実習環境を活用して、技術の習得ができます。 また、実際の医療現場で行われる臨地実習を通して、患者さんと向き合い、人間としても大きく成長できます。
学科目の目標
1.基礎分野
【目標】
1 科学的・論理的思考を基盤に看護が提供できるための基礎的知識を学ぶ。
2 豊かな感性を育み主体的な判断力や行動力を育むための基礎的知識を学ぶ。
3 生命の尊厳や人権を基盤とした人間と社会、生活者としての対象理解を深めるための基礎的知識を学ぶ。
4 看護活動の場の拡大に伴い国際化への対応や情報通信技術(ICT)を活用するための基礎的知識を学ぶ。
【 科学的思考の基盤 】
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
情報科学 | 2 | 45 | 1.情報処理の基本的な考え方や情報化社会において国際的な視野で物事をとらえる必要性について説明できる。 2.パソコンの基本操作ができ、インターネットによる文献検索ができる。 3.データの見方、統計処理、表・グラフの作成ができる。 4.基本的な医療・看護のデータ処理ができる。 |
論理学 | 1 | 30 | 1.論理的に考えることができる。 2.論理的なつながりを見つけるのに役立つ技術が実践できる。 |
心の仕組みの科学 | 1 | 30 | 1.ひとの心の仕組み及び行動がどのように形成されるかについて理解を深めることができる。 2.ひとの心理や行動の多面的理解を通じて医療場面における看護対象の理解や人間関係作りに資することができる。 |
環境科学 | 1 | 30 | 1.前半部分では、「地球環境問題」「環境とエネルギー・食糧問題」「環境と生活」について考える。 2.環境への負担と環境基本法、私たちの生活について考える。 3.少子高齢化・人口減少社会の到来の課題と、SOCEITY5.0などの新しい社会システムと生活への影響、SDGsの課題について考察する。 4.私達の健康や日々の生活活動(生産・運輸・消費・廃棄)の解決法策を探る 5.CO VID19(SARS-COV-2)新型コロナウイルスなどの感染症や医療廃棄物の処理や、廃棄物処理法について理解する。 |
文章表現法 | 1 | 30 | 1.観察したこと、感じたこと、体験したこと、考えたことを文章として表現できる。 2.文章表現の基本的能力を身につけレポートや論文を書く記述力を身につける。 |
【 人間と人間生活・社会の理解 】
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
教育学 | 1 | 30 | 1.自己教育力を高めることができる。 2.教育方法の学習においては教える者と教わる者の双方の立場から教育を理解することで、看護実践における教育・指導活動に活かせるようにする。 |
社会学 | 1 | 30 | 1.人間生活の基盤である社会について理解を深めることができる。 2.家族・地域・社会・職場といった日常生活に関る領域をとりあげ、現代社会の直面する問題を社会学的視点から考えることができる。 |
人間関係論 | 1 | 30 | 1.ソーシャルサポートの担い手である看護職者として、人間関係形成の基盤となる思いやりや、豊かな人間性を培い自分も他者も生き生きと生かされる人間関係を築く能力を身につける。 2.看護介入場面の事例をサイコドラマを通して感情体験し、対人援助の対処方略を探究する。 3.対人関係形成に必要な基礎的知識を習得する。 |
倫理学 | 1 | 30 | 1.生命の尊厳、生命の質についての理解を深めることができる。 2.先端医療、患者の権利、自己決定権、医療者の説明責任等、医療現場で起きている論理的諸問題を考えることができる。 3.看護師として、論理的自覚を高め、人権を尊重し擁護するとはどの様なアプローチなのかについて具体的に考えることができる。 |
人間と文化 | 1 | 30 | 1.人間の営みに影響を与える「文化」について理解を深める。 2.生活の拠り所である地域に着目して地域固有の文化の生成とそこで生活する人々の価値観や生き方について思考することができる。 |
英語Ⅰ | 1 | 30 | 1.基本的な日常英会話ができる。 2.主体的、積極的に英会話コミュニケーションをとることができる。 3.デイベートを行うことにより中立な立場にたち人々の気持ちが理解できる |
英語Ⅱ | 1 | 30 | 1.英語で問診・病歴聴取がとれる。 2.バイタルサイン測定、体位変換や検査・処置について英語で会話・説明できる 3.英文を読むことで専門用語を習得あるいは看護/医療の中の多様性・異文化について知る |
看護情報論 | 1 | 30 | 1.医療、看護の情報化、情報論理の必要性を説明できる。 2.インターネットなどを活用し、信頼できる情報の収集・選択ができる。 3.看護実践における医療・看護情報(電子カルテ)の基本的な操作ができる。 |
2.専門基礎分野
【目標】
1 看護実践の基盤となる疾病を持つ対象の身体的アセスメントに必要な基礎的知識を学ぶ。
2 健康や障がいの状態に応じて、社会資源を活用できるように必要な基礎的知識を学ぶ。
3 保険医療福祉に関する概念、社会保障制度、関係する職種の役割について学ぶ。
【 人体の構造と機能 】
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
人体の構造と機能Ⅰ | 1 | 30 | 1.人体の形態や正常な昨日・仕組みを系統的に説明できる。 2.人間に対する観察力、洞察力培いフィジカルアセスメントに活かすことができる。 |
人体の構造と機能Ⅱ | 1 | 30 | 1.人体全体の位置関係がわかり、機能と関連性を結びつけることができる。 2.人間の生命現象がどのようなメカニズムについて説明できる。 |
看護形態機能論 | 1 | 30 | 1.生きることを支える日常生活行動の意味を述べることができる 2.日常生活行動の身体の仕組みを述べることができる |
看護形態機能論演習 | 1 | 30 | 1.看護形態機能(人体の構造と機能)についてアセスメントできるよう、日常生活行動を営んでいる身体の仕組みを説明できる。 2.看護の視点から臨床判断につなげるために作成した成果物を発表することができる。 |
生化学 | 1 | 30 | 1.人間が生物として生きていく生命現象について説明できる。 2.現代のバイオテクノロジーとの関連でより実践的な看護学や治療の技術と結びつけて、生理学、薬理学、栄養学の学習の基礎的知識として役立てることができる。 |
栄養学 | 2 | 45 | 1.栄養的要因の疾病や食事療法についての基本的な知識を学び、生活指導や食事指導に活かす。 2.治療食として、献立の作成、食材選択、調理までの一連の実践を体験する。 3.栄養と食行動を関連付けて考えることができる。 |
【 疾病の成り立ちと回復の促進 】
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
微生物学 | 1 | 30 | 1.病原微生物が人体に進入した後、生体内でどのような感染防御機構(免疫の仕組み)が発揮されるのか理解できる。 2.細菌、真菌、原虫、ウイルスが引き起こす感染症について理解を深めることができる。 |
薬理学 | 1 | 30 | 1.薬務法に基づく薬物管理のあり方がわかる。 2.薬物の性質、作用機序、人体への影響及び薬品の管理がわかる。 |
病態学概論 | 1 | 15 | 1.看護にとって病態学を学ぶ意義とは何か述べることができる。 2.疾患に生じる臓器や組織、細胞の基本的な形態的変化について説明ができる 3.病態学で使用する専門用語を看護実践を行う上で正確に使うことができる |
臨床病態学Ⅰ | 1 | 30 | 臨床病態学Ⅰは、循環器・呼吸器・消化器に律9位手の内容を学ぶ。 1.主な疾病の成り立ちや回復過程、回復の促進に関する基礎知識について述べることができる 2.看護アセスメントに必要な対象者に現れている主な疾病の症状・検査・治療について述べることができる。 |
臨床病態学Ⅱ | 1 | 30 | 臨床病態学Ⅱは脳神経系・運動器・腎泌尿器・女性生殖器・内分泌についての内容を学ぶ。 1.主な疾病の成り立ちや回復過程、回復の促進に関する基礎知識について述べることができる。 2.看護アセスメントに必要な対象者に現れている主な疾病の症状・検査・治療について述べることができる。 |
臨床病態学Ⅲ | 1 | 15 | 臨床病態学Ⅲは膠原病・アレルギー・耳鼻咽喉科・皮膚科・眼科・血液疾患についての内容を学ぶ。 1.主な疾病の成り立ちや回復過程、回復の促進に関する基礎知識について述べることができる。 2.看護アセスメントに必要な対象者に現れている主な疾病の症状・検査・治療について述べることができる。 |
臨床病態学Ⅳ | 1 | 15 | 臨床病態学Ⅳは小児期にある対象の疾患についての内容を学ぶ。 1.小児期にある対象の主な疾病の成り立ちや回復過程、回復の促進に関する基礎知識について述べることができる。 2.看護アセスメントに必要な対象者に現れている主な疾病の症状・検査・治療について述べることができる。 |
臨床病態学Ⅴ | 1 | 15 | 臨床病態学Ⅴは母性疾患についての内容を学ぶ。 1.周産期及にある対象の主な疾病の成り立ちや回復過程、回復の促進に関する基礎知識について述べることができる。 2.看護アセスメントに必要な対象者に現れている主な疾病の症状・検査・治療について述べることができる。 |
臨床病態学Ⅵ | 1 | 15 | 臨床病態学Ⅵは精神疾患についての内容を学ぶ。 1.すべての発達段階にある人々の健康を守り心の病から回復を見守ることをめざす。 2.看護アセスメントに必要な対象者に現れている主な疾病の症状・検査・治療について述べることができる。 |
【 健康支援と社会保障制度 】
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
総合医療論 | 1 | 15 | 1.看護が効果的に実施できるために必要な総合医療論の基礎的知識について学ぶ。 |
保健学 | 1 | 15 | 1.「病気の予防」、「健康にとって有害な環境や、行動、社会的要因を取り除く」ことにより、人々の健康状態と生活の質(QOL)を維持向上させることについて理解を深める。 2.疾学的指標を用いて、人々の健康課題や保健対策について理解できる。 3.健康を守るための組織、機関および医療従事者の役割や機能への理解を深める。 |
健康科学 | 2 | 45 | 1.他者への健康教育・健康管理、健康について科学的な視点から考えることができる。 2.健康へのアプローチのできる力を身につける。 3.実技を通して現在持っている自分の身体能力や精神・社会的能力を確認することができる 4.スポーツを通して人間関係の基礎作りに必要なルールや協調性の必要性を体験する。 |
社会福祉 | 1 | 30 | 1.人々のよりよい健康生活・地域における自立支援のあり方や社会福祉サービス・社会福祉システムなど地球規模で考えるノーマライゼーションや人権について理解を深める。 2.社会福祉と医療、保健との関連、医療サービス支援のなかで他職種の役割、看護の果たす役割について理解できる。 3.健康障がい状態に応じて社会資源を活用できる知識を習得する。 |
看護と法 | 1 | 15 | 1.他職種との関係性・職業アイデンティティとは何かを説明できる。 2.論理的行動決定を行うための基本的知識とは何かを説明できる。 3.憲法、看護師の資格や看護業務に関係の深い保健衛生法規について説明できる。 |
3.専門分野
【目標】
1 人間理解、人間尊重を基盤とし各看護学における基礎的知識を学ぶ。
2 事例等を活用し、看護実践に必要な基礎的知識・技術・態度を学ぶ。
3 看護師として倫理的に判断をするための基礎的知識を学ぶ。
4 看護実践を看護研究としてまとめ発表するための基礎的知識を学ぶ。
基礎看護学
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
看護学概論 | 1 | 30 | 1.看護学を構成する主要概念について説明できる。 2.看護の目的、看護の本質について説明できる。 3.看護専門職としての役割・看護独自の機能について説明できる。 4.保健医療福祉等、多職種における調整、連携・協働の必要性を説明できる。 5.今後の看護のあり方について考えることができる。 |
看護理論 | 1 | 15 | 1.理論とは何かを知ることができる。 2.看護理論の発展過程がわかる。 3.看護理論の構造がわかる。 4.看護理論と看護実践の関連性について知ることができる。 |
基礎看護学方法論Ⅰ | 1 | 30 | 1.看護技術の基本概念を説明できる。 2.看護技術を支える要素が説明できる。 3.人間関係を構築するためのコミュニケーションの基本が説明できる。 4.効果的なコミュニケーションを実施できる。 5.感染防止策の意義や基礎的な知識を説明し、感染防止の適切な方法が実施できる。 6.医療安全の基本的な考え方を説明でき安全対策を適切な方法で実施できる。 7.看護における学習支援に基礎的知識が理解できる。 |
基礎看護学方法論Ⅱ | 1 | 30 | 1.生活環境について理解し、療養環境を整えることができる。 2.活動の基礎的知識を理解し、活動と休息を整えることができる。 3.対象に応じた安全・安楽な姿勢・活動を整えることができる。 4.衣生活支援の基礎的知識を理解し衣生活を整えることができる。 5.メンバーと協力しながら、主体的に課題・校内実習を行うことができる。 6.実践後の看護技術を振り返り、自己の課題を記述することができる。 |
基礎看護学方法論Ⅲ | 2 | 45 | 1.清潔支援の基礎的知識を理解し、清潔の支援方法が実施できる。 2.苦痛の緩和・安楽の確保技術の基礎的知識を理解し、安楽への支援方法が実施できる。 3.食事支援の基礎的知識を理解し実施することができる。 4.排泄支援の基礎的知識を理解し、実施することができる。 5.日常生活支援技術を安全・安楽・倫理的配慮を考慮した方法で実施できる。 6.メンバーと協力しながら、主体的に課題・校内実習を行うことができる。 7.実践後の看護技術を振り返り、自己の課題を記述することができる。 |
基礎看護学方法論Ⅳ | 1 | 30 | 1.看護におけるフィジカルアセスメントを学習する意義を述べることができる。 2.フィジカルアセスメントの概念と目的、必要性が説明できる。 3.身体計測の意義と目的を理解し、身体計測が実施できる。 4.バイタルサインの正確な測定方法を理解し、実施できる。 5.系統別フィジカルイグザミネーションが実施できる。 |
基礎看護学方法論Ⅴ | 1 | 30 | 1.看護過程の意義、構成要素について説明できる。 2.対象理解のための主観的・客観的情報について説明できる。 3.得た情報を科学的根拠に基づいてアセスメントできる。 4.看護上の課題を明確にし、優先順位を決定できる。 5.看護目標を設定し、個別性のある看護計画を立案できる。 6.実践した看護の評価方法を説明できる。 7.看護実践向上に必要なリフレクションについて説明できる。 |
基礎看護学方法論Ⅵ | 1 | 30 | 1.臨床看護における看護師の役割が説明できる。 2.健康段階における看護の方法が説明できる。 3.主要症状を示す対象の看護の方法を説明できる。 4.治療・処置を受ける対象者の看護の実際・支援技術の方法を説明できる。 |
基礎看護学方法論Ⅶ | 2 | 45 | 1与薬における看護師の役割を説明できる。 2.薬物の特徴、正しい与薬、薬剤の管理方法を説明できる。 3.適切な方法で与薬を実践する基礎的技術が実施できる。 4.適切な方法で検体検査や身体侵襲を伴う検査が実施できる。 5.呼吸を整えるために必要な看護の実際・支援技術の方法を実施できる。 |
基礎看護学方法論Ⅷ | 1 | 15 | 1.医療機器の利用目的、医療器具の原理と実際を説明できる。 2.臨終の場に臨む看護師の姿勢と終末を迎えた対象者への支援方法を説明できる。 3.創傷管理に必要な基礎的知識を説明できる。 |
地域・在宅看護論
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
地域の暮らしと看護 | 1 | 30 | 1.地域で暮らす人々の生活環境・地域特性について説明できる。 2.地域特性が地域で暮らす人々の健康と暮らしに影響を与えていることを説明できる。 |
地域・在宅看護論概論 | 1 | 30 | 1.地域・在宅看護論の特徴について説明できる。 2.地域で暮らす看護の対象となる生活者を支える社会資源について説明できる。 3.訪問看護の制度について調べることができる。 4.健康生活支援方法をロールプレイで表現する。 |
地域・在宅看護方法論Ⅰ | 1 | 30 | 1.療養生活を支える継続看護の特徴と役割について説明できる。 2.療養上のリスクマネジメントも考えた暮らしの場の環境づくりを説明できる。 3.平時の防災力に備える支援と災害時の支援方法について理解できる。 4.療養生活において医療的管理を必要とする人と家族への看護実践方法が説明できる。 5.臨床判断とICFを活用した支援方法の実践ができる。 |
地域・在宅看護方法論Ⅱ | 1 | 30 | 1.行政(地域包括支援センター)との連携を体験できる。 2.認知症カフェを開催し地域とのつながりを体験できる。 |
地域・在宅看護方法論Ⅲ | 1 | 30 | 1.地域における多職種連携の考え方と必要性について説明できる。 2.保健医療福祉の連携に関わる主な職種と各職種の役割が説明できる。 3.事例を通して課題解決のために必要な職種と遠隔カンファレンスを体験できる。 |
地域・在宅看護方法論Ⅳ | 1 | 15 | 1.人間の尊厳とは何かを考え、人生の最終段階にある人を支えるケアの意義を説明できる。 2.看取りをする家族および遺族ケア(グリーフケア)のあり方について説明できる。 3.死を巡る倫理的課題を理解し、看護の役割、包括的指示、プロトコールに基づく看護の責任、職業倫理に基づく行動決定の方法がわかる。 |
成人看護学
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
成人看護学概論 | 1 | 30 | 1.成人各期の成長発達および発達課題について述べることができる。 2.成人をとりまく環境から成人の生活を説明することができる。 3.成人期にみられる健康障害について成人期の特徴と関連させ述べることができる。 4.成人期にある対象を看護するための目的と役割を述べることができる。 |
成人看護学方法論Ⅰ | 1 | 15 | 1.ヘルスプロモーションの定義がわかり、活動のプロセスと方法を述べることができる。 2.成人看護の活動の場と看護活動について述べることができる。 3.産業看護の定義と役割について述べることができる。 4.職場で働く成人にみられる健康障害と健康管理の実際について述べることができる。 |
成人看護学方法論Ⅱ | 1 | 30 | 1.内部環境調節機能障害のある対象の看護の特徴と課題について述べることができる。 2.疾患の症状、検査、治療及び看護の方法を理解し基本的支援技術の方法を述べることができる。 3.糖代謝機能障害に応じた改善、調整、悪化防止のための支援方法を述べることができる。 4.個別性を考慮した学習支援の方法を実施することができる。 |
成人看護学方法論Ⅲ | 1 | 30 | 1.不可逆性の腎機能障害のある対象の看護の特徴と課題について述べることができる。 2.がんを患っている対象の看護の特徴と課題について述べることができる。 3.化学療法に伴う看護の方法を述べることができる。 4.乳がんを患っている対象の看護の方法を述べることができる。 5.がん対象者と家族の社会資源の活用について述べることができる。 6.生と死について考え、疾病を持ちながら生きる対象者の看護の役割を述べることができる。 |
成人看護学方法論Ⅳ | 1 | 30 | 1.成人期にある対象の急性期から回復期の看護の特徴と看護の役割について述べることができる。 2.循環機能障害のある対象の看護の特徴と課題について述べることができる。 3.循環機能障害時の主要症状、検査、治療に対する看護の方法を述べることができる。 4.循環機能障害を来している対象の看護の方法を述べることができる。 5.一次救命処置の正しい方法を実践することができる。 |
成人看護学方法論Ⅴ | 1 | 30 | 1.成人期にある対象の急性期から回復期の看護の特徴と看護の役割について述べることができる。 2.消化機能障害のある対象の看護の特徴と課題について述べることができる。 3.消化機能障害の主要症状、検査、治療に対する看護の方法を述べることができる。 4.胃がんの対象に応じた看護の展開方法を述べることができる。 5.術後合併症予防と術後清潔ケアの支援を実践することができる。 6.ドレーン類の原理を知り、ドレーン挿入中の看護について述べることができる。 |
老年看護学
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
老年看護学概論 | 1 | 30 | 1.ライフサイクルにおける老年期の位置づけと老年期の発達課題を説明できる。 2.高齢者の身体的、精神的、社会的変化や特徴について説明できる。 3.保健医療福祉制度の変革を知り、老年看護に与える影響と今後の課題を説明できる。 4.老年期にある対象を看護するための基本的な考え方を説明できる。 |
老年看護学方法論Ⅰ | 2 | 45 | 1.高齢者をアセスメントするための視点と方法について説明できる。 2.高齢者の生活を整える看護について説明できる。 3.高齢者に特有な症状に応じた看護について説明できる。 4.高齢者の健康増進を支える方法について説明できる。 5.リハビリテーションを受ける高齢者への看護について説明できる。 6.老年看護の特性と医療事故予防について説明できる。 |
老年看護学方法論Ⅱ | 1 | 30 | 1.健康障害を持つ高齢者とその家族に対する看護について理解する。 2.事例を用いて看護過程を展開し、対象の特性を考え看護計画を立案できる。 |
小児看護学
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
小児看護学概論 | 1 | 30 | 1.小児看護の対象、めざすものを説明することができる。 2.子ども概念の変遷から子どもの考え方に影響する因子を述べることができる。 3.小児を取り巻く環境と社会状況から小児看護の役割と課題を知ることができる。 4.小児各期の身体的・精神的・社会的特徴をグループワークで学習し発表することができる。 5.小児各期の栄養の特徴を述べることができる。 6.小児の遊びの意義と発達段階に合わせたおもちゃづくりができる。 7.小児各期の子ども理解とアセスメントの視点を述べることができる。 |
小児看護学方法論Ⅰ | 2 | 45 | 1.小児と家族をめぐる法律と政策から諸制度と社会的支援を理解し、今後の課題を述べることができる。 2.小児保健活動のための保健指導案を作成しグループで学内発表ができる。 3.小児の事故の傾向と安全対策を工夫できる。 4.子どもにとっての家族の意義と家族看護の特徴とアセスメントのポイントが述べられる。 5.小児の症状の観察と看護のポイントを述べることができる。 6.小児看護技術の特徴がわかる。 7.小児に多い系統別疾患看護のポイントを述べることができる。 |
小児看護学方法論Ⅱ | 1 | 30 | 1.看護過程を応用展開し、事例から一連の技術展開ができる。 2.校内実習から、小児及び家族の健康と安全を守るための看護技術が実施できる。 3.小児に多い系統別疾患看護のポイントを述べることができる |
母性看護学
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
母性看護学概論 | 1 | 30 | 1.生命誕生について感じたことを表現することができる。 2.女性の心と身体の仕組みを理解し、女性の健康課題を説明することができる。 3.母性看護における倫理的課題について調べ、女性の意思決定への支援を説明することができる。 4.女性・子ども・家族が暮らす多様な場を理解し、リプロダクティブヘルス(性と生殖の健康)に与える影響を表現することができる。 5.リプロダクティブヘルス(性と生殖の健康)に関する動向を理解し、母子の健康課題を述べることができる。 6.母子保健の変遷を理解し、日本における母子保健行政と母性看護の現状を述べることができる。 |
母性看護学方法論Ⅰ | 2 | 45 | 1.妊娠期を健やかに過ごすためのケアの必要性を述べることができる。 2.分娩期にある対象者のニーズを理解しケアの必要性を述べることができる。 3.産褥期にある対象者のニーズを理解しケアの必要性を述べることができる。 4.新生児期にある対象のアセスメントの方法を理解しケアの必要性を述べることができる。 |
母性看護学方法論Ⅱ | 1 | 30 | 1.ウェルネスの視点を用いた看護の展開方法を学び、看護計画を立案することができる。 2.周産期にある母子を支える支援方法について学び、理解できる。 3.周産各期における異常及び特殊なニーズを理解し、必要な看護を考えることができる。 |
精神看護学
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
精神看護学概論 | 1 | 30 | 1.精神看護の目的と意義・対象・役割を理解できる。 2.こころの健康と精神保健について理解し、こころの意義と構造について述べることができる。 3.精神医療の歴史的変遷を知り、精神障害者の権利擁護と倫理的配慮について理解できる。 4.こころの健康の保持・増進の支援のために必要な知識を理解し述べることができる。 5.さまざまな危機(クライシス)とこころの反応を理解し支援を考え説明できる。 |
精神看護学方法論Ⅰ | 2 | 45 | 1.精神障害の看護の基盤となる倫理的思考に基づいた実践方法を習得することができる。 2.精神障がいをもつ対象者の治療的環境の意味と特性について理解できる。 3.精神に障がいをもつ人とその家族の地域生活を支える制度と多職種連携を理解できる。 4.精神の健康とマネージメントの基本的な考え方と看護の実際について説明できる。 5.精神看護学の構造と精神の機能と人間のこころの諸活動を分類し、感情と思考と行動の意味を考え説明することができる。 6.こころを病む人との対人関係の構築の必要性とその方法を理解し、患者-看護師関係の発展過程に活用することができる。 |
精神看護学方法論Ⅱ | 1 | 30 | 1.主な治療および健康回復の過程や検査処置を受ける対象の基本的な看護の方法について説明できる。 2.精神科における薬物療法の効果と副作用について調べ、薬理作用の効果や副作用が生活に与える影響について説明できる。 3.精神科医療における薬剤師の役割と看護の連携について説明できる。 4.疾患・症状別看護を理解し、看護過程の分析に活用できる。 5.看護の展開方法を理解し、課題解決するための看護支援を実施できる。 |
看護の統合と実践
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
看護マネジメント | 1 | 30 | 1.看護管理学を取り巻く要素を説明できる。 2.看護職のキャリアマネジメントについて説明できる。 3.看護マネジメントと看護サービス提供のしくみを説明できる。 4.組織の構造と組織のマネジメントについて説明できる。 5.医療サービスの質の評価の視点を説明できる。 6.地域での連携システムとマネジメントシステムについて説明できる。 7.チーム医療の要素と協働の実際を理解し看護師の役割を説明できる。 8.多職種と連携・協働し、その人らしく生活していくのに必要な支援を立案できる。 |
医療安全と看護 | 1 | 15 | 1.医療安全における報告・連絡・相談・確認と安全文化醸成について説明できる。 2.医療事故の定義を述べ、医療事故と医療過誤の違いを説明できる。 3.看護職の法的責任の種類と法的責任の範囲を説明できる。 4.事故を分析する意義と安全に看護を提供する防止策を説明できる。 5.患者・家族を一員として参画した医療安全の方法を説明できる。 |
災害看護学・国際看護学 | 1 | 15 |
1.災害が与える被災者への影響を理解し、災害看護の役割と倫理的な関わりが説明できる。 2.災害時の医療や対応の整備を理解し、多職種連携を含めた災害医療活動が説明できる。 3.各災害サイクルにおける対象者の健康問題を理解し、看護活動内容が説明できる。 4.被災者および救援者の心理的変化を理解し、こころのケアに必要な知識が説明できる。 5.国際看護についての基本的な考え方や世界における健康問題の現状について表現できる。 6.国際的な視野で文化的・社会的背景を考慮した看護の在り方について述べることができる。 |
臨床看護の実践演習Ⅰ | 1 | 30 | 1.業務遂行のための看護マネジメントの在り方を説明できる。 2.看護実践に必要な臨床判断の方法を実施することができる。 3.看護業務に多く関わる医療機器のトラブル対応を説明することができる。 4.複数患者の安全・安楽・自立・個別性を考えた、1日のケア計画立案ができる。 |
臨床看護の実践演習Ⅱ | 1 | 15 | 1.自己のキャリアイメージを記述することができる。 2.看護師の臨床判断能力について説明できる。 3.卒業到達度にむけて、計画的に学習を進め準備する。 4.3年間で身に付けた技術の到達度評価を受けて、自己の課題を明確にすることができる |
看護研究 | 1 | 30 | 1.看護研究の意義や目的を述べることができる。 2.臨地実習で体験した看護実践を事例研究・ケーススタディの構成でまとめることがきる。 3.ケーススタディをまとめる中で自己の看護観に気づき考えを深めることができる。 4.実践した看護をケーススタディとして発表することができる。 |
【臨地実習】
基礎看護学
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
基礎看護学実習Ⅰ | 1 | 45 | 1.看護師が活動する場を知り、看護の特徴や役割・機能を述べることができる。 2.看護の対象を身体的・精神的・社会的側面から生活を営む者として捉えることができる。 3.対象者の日常生活上のニーズを捉えることができる。 4.対象者の日常生活上の課題を解決するための看護支援を原理・原則に基づいて安全・安楽に実践することができる。 5.対象者への支援を通して看護専門職者としての基本的な態度を学ぶ。 6.看護の魅力を発見し、看護について考えるこができる。 7.自己の看護実践を評価し、課題を明確にし、取り組むことができる。 |
基礎看護学実習Ⅱ | 2 | 90 | 1.対象者の療養環境について生活者の視点から述べることができる。 2.対象者の日常生活上のニーズを把握し必要な支援を考えることができる。 3.対象へ科学的根拠に基づいた看護技術を安全・安楽に実施することができる。 4.看護チームの一員として自覚を持ち、連絡・報告・相談しながら看護を実践できる。 5.自己の振り返りができ、課題を明確にして主体的に学習に取り組むことができる。 |
地域・在宅看語論
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
地域・在宅看護論実習 | 2 | 90 | 1.訪問看護制度や訪問看護ステーションの役割、活動の実際について説明できる。 2.訪問看護に同行し、臨床判断に基づいた看護ケアを実践し、その内容と根拠について説明できる。 3. 退院調整や退院前カンファレンスを通し、継続看護の意義とその必要性について説明できる。 4.地域で暮らす生活者を支える地域包括ケアシステムを理解し、多職種連携における看護の役割について説明できる。 5. 地域で安心して生活や療養できるための保健・医療・福祉システムを理解し、生活を維持するための社会資源活用方法について理解できる。 6. 疾病や障がいをもちながらも地域で自分らしく暮らす人々の自立生活について考え、それを支援する施設役割について理解できる |
成人看護学
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
成人看護学実習Ⅰ | 2 | 90 | 1.発達段階と発達課題をふまえ、ヘルスプロモーションを視座に生活者としてとらえることができる。 2.慢性疾患(健康障害)(機能障害)を有した対象の基礎的な看護の展開方法を習得する。 3.対象の健康課題がわかり、セルフケア行動をとれる基礎的な看護支援を理解できる。 4.家庭・地域社会における対象の健康行動を支援する活動の場と看護の役割を理解できる。 5.対象の健康観を尊重し意思決定を支援する方法が理解できる。 6.家庭・地域社会における対象の健康行動を支援する保健医療チームの役割が理解できる。 7.看護実践を振り返り、自己の課題がわかり、主体的に学習する姿勢が持てる。 |
成人看護学実習Ⅱ | 2 | 90 | 1.対象の発達段階・発達課題をふまえ、急性期から回復期にある対象を生活者としてとらえることができる。 2.生命の危機に不安を持つ対象との関係を構築するためのコミュニケーションを図ることができる。 3.急性期から回復期にある対象の看護上の課題を明らかにし、課題解決に向けた看護の展開ができる。 4.急性期から回復期にある対象がセルフケアの再獲得ができるように支援技術を安全安楽に指導者のもとで実施できる。 5.急性期から回復期の治療によって異なる療養の場と看護の役割を理解できる。 6.保健医療チームの一員として継続看護の必要性が理解できる。 7.急性期から回復期にある対象の意思決定を支援する方法が理解できる。 8.看護実践を振り返り、自己の課題がわかり、主体的に学習する姿勢が持てる。 |
老年看護学
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
老年看護学実習Ⅰ | 2 | 90 | 1.老年期にある対象を、身体的、精神的、社会的側面から統合された生活者として捉えることができる。 2.対象を尊重した共感的行動がとれ、人間関係を築くことができる。 3.対象の健康課題や生活課題について、科学的根拠に基づいた看護の展開方法を理解できる。 4.対象のQOL向上・個別性を考慮した支援技術を、安全・安楽に実施できる。 5.老年期にある対象の、療養の場や生活の場における看護の役割を理解できる。 6.保健医療福祉の各専門職の連携を知り、チ-ムの一員としての看護師の役割を理解できる。 7.倫理に基づき、対象の人権を尊重した態度を身につける。 8.自己の看護実践を評価し、課題を明確にし取り組むことができる。 |
老年看護学実習Ⅱ | 2 | 90 | 1.健康障害のある高齢者の身体的、精神的、社会的側面を理解し、統合された高齢者像を捉えることができる。 2.高齢者の特徴をふまえてコミュニケーションを図り、家族を含め人間関係を築くことができる。 3.対象の健康上の課題達成に向けて、科学的根拠に基づいた看護の展開方法を理解できる。 4.対象の健康段階、機能障害に応じた支援技術を、指導者のもと安全・安楽に実施できる。 5.療養生活(治療)の場における看護の役割や継続看護について理解できる。 6.保健医療福祉チ-ムにおける看護の役割を認識し、自覚をもって行動できる。 7.倫理に基づき、高齢者の人権、価値観を尊重した態度がとれる。 8.自己の看護実践を評価し、課題を明確にし取り組むことができる。 |
小児看護学
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
小児看護学実習 | 2 | 90 |
1.小児を身体的・精神的・社会的側面から統合的に理解できる。 2.小児及び家族をとりまく環境と健康生活に向けたアセスメントができる。 3.小児の発達段階、健康段階に応じて家族を含めた個別的な看護過程の展開ができる。 4.小児の臨床看護について知識を深め、看護技術を安全に実践できる。 5.小児看護の役割について考え子ども観を育むことができる。 6.小児の継続看護の必要性を理解できる。 |
母性看護学
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
母性看護学実習 | 2 | 90 |
1.妊婦・産婦・褥婦および新生児の変化を総合的に捉え、基本的支援の実践ができる。 2.妊娠・分娩・産褥期における母子関係及び、家族の役割獲得の支援について理解を深める。 3.生命誕生への畏敬の念、自己の母性・父性意識を発展させ、看護職としての自己の成長につなげる。 4.妊産褥婦および新生児の安全・事故予防に配慮した技術の実践ができる。 5.保健医療福祉チームの支援体制を理解し、チームの一員としての役割を理解することができる。 |
精神看護学
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
精神看護学実習 | 2 | 90 |
1.精神科医療の治療的環境の意味や精神看護の特徴についての理解し説明できる。 2.精神看護の対象者と治療的関わりのプロセスを振り返り自己洞察を深めるとともに治療的援助関係の構築ができる。 3.精神看護が必要な対象者の健康状態をアセスメントし、対象者に必要なセルフケア支援が展開できる。 4.精神保健医療福祉チームの中で看護の役割と対象者の地域生活を支える地域包括ケアシステムについて説明できる。 |
看護の統合と実践
科目名 | 単位 | 時間 | 科目の目標 |
---|---|---|---|
看護の統合と実践実習Ⅰ | 1 | 30 |
1.病院組織の理念や概要をマネジメントの視点で理解することができる。 2.看護部組織を理解し、看護マネジメントに必要な要素を説明することができる。 3.病棟組織を理解し、病棟管理者及び病棟リーダーの働きから安全な看護実践に必要な連携・協働の在り方を述べる事ができる。 |
看護の統合と実践実習Ⅱ | 3 | 90 |
1.複数受け持ちの対象の一勤務帯の日常生活の援助を実施することができる。 2.専門チームと退院支援の働きを理解しチーム医療の役割を述べることができる。 3.保健・医療・介護を視野に入れて地域でその人らしく生活していくための支援を述べることができる。 |
教員
専任教員:25名 兼任教員:288名(令和6年4月1日現在)
分野 | 担当教科 |
特記事項 |
---|---|---|
専門分野 |
<基礎看護学> |
本科目では、看護学に関する主要概念を理解し、各看護学の基礎となる知識、技術、態度を学びます。講義では常に生活者をイメージしながら展開します。看護専門職としての基礎的能力を学ぶために看護理論や実践的理論、アプローチ手法、科学的に健康課題に対応できるように教授します。科目構成としては①基礎看護学Ⅰ(概説・対象・目的・看護論)②基礎看護学Ⅱ(基本技術・生活過程を整える技術・看護過程)③基礎看護学Ⅲ(診療に伴う技術臨床看護総論)④基礎看護学Ⅳ(看護研究)に分かれます。本科目では看護技術の構造を明らかにし、看護を実践する為の基盤となる基本技術を修得します。さらに、日常生活の支援技術と診療に伴なう支援技術を習得し、看護の役割と意義を深めます。また、健康障がいのある対象とその家族への支援のために、各健康段階別看護についてアセスメントから支援の方法まで学び、その反応に対応する看護及び主な治療処置時の支援技術について教授します。また、研究の概念や研究の種類・方法、研究者の倫理など研究について理解を深めます。事例研究については方法論まで掘り下げて学習し、習得をめざします。実習に関しては、看護の考えが拡大していけることを意図し、校内実習から、臨床の看護師が来校し教員と一緒に指導します。実習では、対象者の人間性に触れ、学びや感動することも沢山あります。共に看護について学んで行きましょう。 |
<成人看護学> |
成人期にある人は家庭や地域・職場において中心的な役割を担う存在です。だからこそ、自分の健康と向き合い、健やかな老年期をむかえることができるよう支援する必要があります。講義・校内実習では、当事者による講話、認定看護師による臨床に近づけた自己血糖測定やインスリン自己注射の模擬体験、フットケア、救急救命処置(一次救命・二次救命)、心臓リハビリテーション、人工肛門のケア、手術後の離床に向けた支援などの体験を重視して構築しました。また、フィールドワークで事業所見学を通して成人期にある人々を理解する主体的学習も行っています。 臨地実習では、健康段階に応じた対象の健康課題への支援を実践して学べるように病棟実習の他、健診センター・透析室・手術室・集中治療室の見学実習等も組み入れました。そして、対象が自己の健康と向き合い、セルフケア能力を高めることができるよう他の専門職種と協働して、幅広く学べるようにしています。 |
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<老年看護学> |
老年看護学は、老年期にある対象者とその家族に焦点を当てた看護領域です。 |
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<小児看護学> 當野 香織 惠 和枝 |
小児看護学は子どもを生命発生から二次的性徴が終わるまでの時期としてとらえ、各発達段階に応じた看護を支援する科目です。子どもは成長発達する特徴があり、その特徴をふまえた看護の方法を学びます。また、子どもの成長発達には、母親や家族の関わり、それを取り巻く社会環境と密接に関わってきます。現代社会の状況や課題をとらえ、小児看護の役割についても学習していきます。講義、校内実習、臨地実習を通して、乳幼児の離乳食実習の実際、子どもへの関わり方、保育所実習、児童福祉施設の臨地実習等をカリキュラムに組み込んでいます。小児看護を通して子ども理解を深めていきましょう。 | |
<母性看護学> |
母性看護学は、広くは、あらゆる発達段階にいる女性とその家族支援を学ぶ学問です。 その中から、成熟期にある女性の妊娠・分娩・産褥・新生児における支援は、更に深く学ぶことができます。 学生は、『生命誕生への畏敬の念』『男性・女性互いの性を尊ぶ姿勢』更に『家族の伝承』の学びを通し、自己の成長課題を知り、母性観・父性観を発展させることを教科のねらいとしています。 カリキュラムの構成としては、多様化する女性の特性を身体的、精神的、社会的背景から理解し学習します。また、女性のライフサイクルを通した健康の維持・増進、疾病予防について学習を深めていきます。更に、リプロダクティブヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)の概念の視点から、母性の役割と健全な次世代の育成に向けて、女性とその家族への支援について教授していきます。 地域でのフィールドワーク、ママになる疑似体験、赤ちゃんモデルの沐浴など、自己の興味を持った課題への探求や身体を使っての体験学習も多く網羅しています。楽しみながら・考え悩みながらも、学生・教員共に学びあい、協力しあい、成長していきましょう!! |
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<精神看護学> 大城 かおり 渡邉 由子 |
精神看護学は、あらゆる人々のこころの健康の保持・増進、そして心のバランスをくずした人、及びその家族に対する支援の方法について学んでいく科目です。その中では、こころについて理解を深めるために、精神(こころ)の機能や構造、こころの成長・発達に影響する生活環境などについて学びます。さらに精神に障がいをもった人々の理解を深め、精神状態に影響を受けた個人の生活行動、および人間関係に焦点を置き、その方々への支援について学びます。また、関わり手である看護者自身の看護実践時の対人関係構築技術を見つめ直し、適切な支援方法について学びます。これらの学びを通して、広く看護全般に活用できる精神看護学の知識・技術・態度を養うことを目的とした講義・演習・臨地実習を行っています。 | |
<地域・在宅看護論> 備瀬 咲都子 吉澤 ゆかり 小渡 美和 |
在宅看護論は、統合分野に位置づけられています。専門分野Ⅰ・Ⅱで学んだ基礎的知識・技術・態度を統合し、病院という施設内看護の場と、在宅という施設外看護の場における看護の違いや共通点を理解し、あらゆる人々の健康段階・健康課題などに対応できるよう統合的に学んでいきます。また、在宅看護の場の特徴や対象理解をするため、人々の多様化する生活や価値観、対象者の権利擁護、自己決定、ノーマライゼーション、他職種と連携・協働する中で、ケアチームとしての看護の役割やケアサービスにおける社会資源の活用方法、マネジメント方法など看護活動として理解でき、統合実践できるための基礎的能力が養えるようにしていきます。在宅看護論臨地実習では訪問看護実習だけにとどまらず、広く地域社会へも視野を広げ、多様な場で行う実習を取り入れ、見学・体験を通して学べるように、また生活者としての視点で在宅看護が実践できる基礎的能力を養うことをねらいとした学習ができるようにしていきます。 | |
<看護の統合と実践> 平田 勝己 野崎 希元 |
看護の統合と実践は統合分野に位置づけられてます。専門分野Ⅰ・Ⅱで学んだ基礎的知識・技術・態度を統合し、広がる看護活動とその役割について理解できるようにしていきます。看護管理では、看護サービスのためのマネジメントする意味について理解でき、異文化を踏まえた国際支援の看護活動や多職種との協働などを学びます。看護と安全では、看護専門職者として、危険に気づく感性と事故発生時の対処など理解できるようにしていきます。災害看護では「災害」という特殊な環境下における看護活動について理解できるような基礎的能力が身につけられるように教授します。また臨床看護の校内実践では、臨床に近い体験をすることで、時間管理や行動の優先度の決定、複数課題への対応や状況に応じた判断ができる力を培っていきます。統合実習では看護専門職者としての総合的な臨床実践能力について理解を深め、実践能力が身につけられ自信を持って卒業できるようにしていきます。 |
臨地実習施設
臨地実習は、各専門科目で学んだ基礎的な知識、原理・原則に基づき習得した技術を看護の対象者に実践します。看護する喜び・充実感・満足感・責任感を実感することができます。
施設リスト
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- 沖縄協同病院
- 友愛医療センター
- 南部徳洲会病院
- 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター
- 那覇市立病院
- 浦添総合病院
- 沖縄赤十字病院
- おもろまちメディカルセンター
- 豊見城中央病院
- 与那原中央病院
- 天久台病院
- 平安病院
- オリブ山病院
- 国立病院機構沖縄病院
- 西崎病院
-
- 新垣病院
- 沖縄南部療育医療センター
- 糸数病院
- たから産婦人科
- 母子未来センター
- 助産院
- 子育て支援センター
- 健康管理センター・健診センター
- 訪問看護ステーション
- グループホーム
- 自立支援施設
- 難病支援センター
- 老人福祉センター
- 介護老人保健施設
- 保育所・こども園
- その他にも実習施設があります。
授業時間・実習時間
授業時間
- 1校時
- 9:00~10:30
- 2校時
- 10:40~12:10
- 3校時
- 13:30~15:00
- 4校時
- 15:10~16:40
実習時間
- 月曜日~金曜日
- 8:00~16:00(7時間)
- 実習内容によっては変更があります。
証明書発行
証明書が必要になったときは、本校事務室窓口か郵送にて申し込むことが可能です。
証明書発行には種類によっては一定期間必要となる場合もありますので、余裕を持ってお申込み下さい。
証明書の種類 | 単価 |
---|---|
成績証明書 | 500円 |
卒業(見込み)証明書 | 200円 |
在学・在籍証明書 | 200円 |
- 上記以外の証明書発行については、事務室(098-850-8050)にお問合せください。
証明書交付についてのお知らせ
申込時間 | 交付時間 |
---|---|
①8:30~10:40 | 申込当日の12:00以降 |
②10:40~13:30 | 申込当日の16:40以降 |
③13:30以降 | 翌日12:00以降 |
※当校所定様式以外にて交付する際は、日数が掛かる場合があります。
※事務所の窓口は17時00分までです。
在校生の方へ
<本人による申込みの場合>
証明書発行には身分証明証(学生証・運転免許証)が必要になります。
<代理人による申込みの場合>
両親又は配偶者の場合 → 学生の身分証明書と代理人の身分証明書が必要になります。
両親又は配偶者以外の場合 → 学生の身分証明書及び委任状、代理人の身分証明書が必要になります。
※受取りの際は申込み時に発行された領収証の提示が必要になります。
郵送を希望する方へ
1.以下の事項を 証明書発行申請書(郵送用)に記入後、身分証明書(運転免許証等)のコピーとともに封書にてお送りください。その際は返信用封筒及び証明書発行料金も同封してください。
- 学籍番号(わからないときは省略)
- 氏名(ふりがな)
- 生年月日
- 連絡先(携帯電話をお持ちの際は優先的に記入してください)
- 卒業年度
- 卒業学科
- 証明書の種類と枚数
- 使用目的
2.証明書発行料金は郵便小為替にてお願いします。
- 各種証明書×単価となっています。
- 郵便小為替の「受取人住所氏名、おところ・おなまえ」欄には記入しないでください。
3.返信用封筒
返信先の住所・氏名を記入して切手を貼付してください。
なお、海外の住所へ郵送することはできません。
封書のサイズと返信切手の目安は次の通りです。
申込枚数 | 封筒サイズ | 返信用切手 |
---|---|---|
1 | 長形3号(定形) | 84円 |
2~3 | 長形3号(定形) | 94円 |
4~6 | 角形2号(定形外) | 140円 |
7~10 | 角形2号(定形外) | 205円 |
※速達を希望する場合には封筒の表に「速達」と朱書きし、 上記返信用切手に速達料金を加算した切手を貼って下さい。
■ 送付先
〒901-0222 沖縄県豊見城市字渡橋名289番地23
那覇市医師会那覇看護専門学校 証明書発行係
■ 注意事項
※申込書が届いてから証明書を作成しますので、余裕を持ってお申し込み下さい。
※新学期、卒業期、就職、進学シーズン等は申込者が多いため、余裕をもってお申込み下さい。
図書室利用
開館時間・休館日
- 月曜日~金曜日
- 8:30~20:00
- 必要に応じて変更する場合があります。
情報科学室
利用時間について
- 月曜日~金曜日
- 8:30~20:00
- 授業開講時間は利用することができません
- 必要に応じて変更する場合があります。
サークル活動
那覇看のサークル活動
体育会系・文化系それぞれの公認サークルが活動しています。自主的な活動で楽しく取り組んでいます。
活動中サークル
- ダンスサークル
- バレーボールサークル
- 食育サークル
- その他
ダンスサークル
食育サークル
バレーボールサークル